【超初心者必見!】登山について体系的に学べる資格1選!!

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雄大な山に魅せられた人、登山に少し興味がある人・・・
全員におすすめな山の資格「山の知識検定」についてご紹介します!!

・登山に興味があるけど、周りに聞ける人がいない・・・
・山での事故のニュースを、見るけど山って危険なの?
・山について純粋にもっと知りたい!

 登山に興味がある人は、上記のような感想を抱いたことはありますでしょうか?
筆者に関しては、山岳事故について、どれだけ防げるんだろうか・・・?安全に登りたい。
素朴な疑問からインターネットの海を少し彷徨い「山の知識検定」にたどり着きました。
今回は皆様も、このページにたどり着いていると言うことは、
多少なりとも登山や山に、ご興味があるかと思います。
そんな皆様に登山者の間で話題になっている「山の知識検定」についての紹介と、
2025年6月に試験を受けたので、その時の状況を振り返ってお伝えできればと思います。
皆様にも「登山は冒険であってはならない」、そんな心持ちに是非なっていただければ幸いです。
それではスタートです!!

そもそも登山とは?山の知識の必要性について

・登山って体力があれば、誰でもできる
・登山って別に山を登るだけでしょ
・山のマナーってめんどくさいけど、それだけ知っていれば良いんでしょ

登山に対して率直にそのように考えていらっしゃる方もいるかと思います。
登山は、高価で特別な道具や技術がなくても始められる趣味のひとつです。
ですが、実際には「ちょっと山に行ってくる」という気軽な気持ちが、
大きな事故や遭難につながるケースも少なくありません。
山の知識の必要性について、その理由を説明します。

山の天気は予測が難しい

御岳山の曇った写真

山の麓では快晴でも、山では突然の雷雨等に見舞われることがあります。
山の天気は変わりやすいと昔から伝えられています。
現代技術の発達で、過去よりは天気情報を取得しやすくなっていますが、
それでも電波の入らない、もしくは入りにくい山間部では、
観天望気を行い続けることも必要です。観天望気には雲などの知識が必要となっていきます。

知識がないと…

  • レインウェアなしで登ってしまう
  • 強風や濃霧で進めなくなる
  • 寒さで低体温症になる

道迷いを防ぐために

ガスが酷い登山道

「地図アプリがあるから大丈夫」と思っていても、そもそも電波が入らなかったり、
バッテリーが切れたりすることも。
登山道は分岐が多く、目印が少ない場所もあります。

必要な知識

  • 地形図・登山地図の読み方
  • コンパスの使い方
  • ルートファインディングの基礎

自分に合った山を選ぶため

富士山7合目付近から見た雲

日本には標高が高く険しい山もあれば、初心者向けのハイキングコースもあります。
知識がないと、自分の体力や経験に合わない山に挑戦してしまうことも・・・
選択した山によっては、ケガや事故につながるおそれがあります。

判断基準の例

  • コースタイム(所要時間)
  • 累積標高差
  • 難易度(岩場、鎖場の有無など)

遭難・事故の予防と対策

昇り降りが難しい階段

山では「ちょっとしたミス」が命に関わります。
知識があれば、そもそも事故を防ぐことができますし、万が一のときも冷静に対処できます。
こういったリスクマネジメントは、登山の大切な一部です。

たとえば…

  • 「熊に出会ったらどうする?」
  • 「滑落して動けなくなったら?」
  • 「遭難したら誰に連絡すべき?」

登山は「自己責任」の世界

山では、自分の行動はすべて自分の責任。
助けを求めたくても、誰もいない場所や、電波の届かない場所、
救助に何時間・何日もかかる場所にいるかもしれません。

知識を持つことは、「自分の命を守る力」

登山の基礎知識は、自分自身だけでなく、一緒に登る仲間の安全を守ることにもつながります。

【山の知識検定】とは?

 登山者に求められるものが3つあるとされています。
①登山・山の知識
②登山の技能
③登山の経験(様々な状況判断を行える)
山の知識検定は、①登山・山の知識を測るものです。各項の詳細は下記の通りです。

登山・山の知識

 知識については、学ぶべきものがとても多いです。
また、学ぶことにより、もっと登山を楽しめるものも多いです。
学びの対象として、下記のものが挙げられます。一部の例にはなりますが、

1.地形図の読み方
2.医学分野(高山病や熱中症、低体温症など)
3.気象情報(観天望気とか、天気図の読み方とか)
4.山岳文化や歴史
5.植物や動物の生態

とはいえ、上記以外の様々な知識を必要されます。

その様々な知識を必要とされるにあたり、
学び漏れがあるのでは無いかといった、悩みが発生するかと思います。
そんな悩みに対応するため必要な知識を体系的に学べる【山の知識検定】を、
日本山岳検定協会が開催してくれています。
そんな日本山岳検定協会は、山岳事故や山岳遭難を防いだり、
貴重な植物などの自然を次世代へ継承することを、
日本山岳検定協会の目標として掲げているそうです。

登山の技能

 登山に対する技能については、実技講習・研修に足を運ぶのが最も確実だと思います。
「知っている」と「できる」は、かなりの難易度の差があるかと思います。

登山の経験

 登山経験については、山岳関連の団体や山岳ガイド、登山教室等もあります。
信頼できる能力を有するリーダーの管理のもとで経験を積み、
より難易度の高い山へ挑戦していくことが醍醐味の一つとなります。

【山の知識検定】の勉強方法と参考図書

 筆者は、ブロンズコースについて4冊の書籍を2周して勉強してました。
一部上手にリンクが貼れないので、書名だけご紹介!(リンク貼れるようになったら貼ります!)
特に「山の知識検定過去問題 2024・2019」に関しては、一回でも過去問を解くのと解かないとでは、合格率に天地の差が出るかと思いますので、ぜひお時間が無い方でも1周はしてみてください。
基本的に計算問題は、多くは無いので暗記を頑張ればなんとかなるかと!
あとは実際の写真とか映像を見ることで、
記憶に定着すると思うので、登山することを想像しながら、楽しんで勉強してみましょう!

①日本山岳検定協会 テキスト 登山の基礎知識 
②山の知識検定過去問題 2024・2019
③新しい登山の教科書
④ヤマケイ新書 山の観天望気 ~雲が教えてくれる山の天気~

【山の知識検定】を受けた感想と合否結果について

【山の知識検定】受験した感想

 山の知識検定では、今までなんとなく知ってことについて、深く知ることができました。
知識を得るごとに今までの自分の登山が、無鉄砲気味だったことを知ることができ、試験勉強をしながら反省をする日々でした・・・
 天気情報の取得と、天気情報の使い方、地図の読み方や、怪我したときの対処法、そもそも怪我しない予防方法などの知っておかないといけなかったことに加え、ガスバーナーの用途別の選び方、そもそも寝袋とはからの選び方、パッキング技術などなど・・・
知っていればより良い、道具を選べたり疲れない登山ができたりと早めに知っておきたかったなーと言った情報も多かったです。
 今回受験したブロンズコースに関しては、そんなに難しい問題はさほどなく(合否出る前に書いてます・・・(笑))、参考書を2周もすれば特に問題無いかなと思いました。しばらくは上級コースのシルバーコース受験はしなくても良いかなと考えてます。ブロンズコースで得た知識をもとに、もっともっと登山したあとに受験しようかなと!その時は、またブログ記事を書かせていただきます!

【山の知識検定】合否結果について

 この記事を書いている2025年7月8日段階では」、未だ合否発表はされておりません。
合否結果については、発表され次第この記事に追記していきますので、
気になる方はご覧いただけますと幸いです。

最後に

 筆者は新しいことを始める時には、一旦その道の資格取得を目指し、体系的に学ぶことが好きです。
そんな資格取得の趣味と、大学生時代から行っていた登山の趣味が交わった結果が、今回の山の知識検定受験に繋がりました。
 資格取得が好きな方、登山が好きもしくは、始めてみたい方は、ぜひともおすすめです!

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