奥武蔵の登山登山

【ロウバイ】2026年は、関東蝋梅名所の秩父へ!宝登山1月観光レポ!

奥武蔵の登山
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2026年01月24日(土)山歩

 皆様は、「臘梅」と言うお花をご存知でしょうか?絶対に文字として書くことは出来ないであろう「臘梅」ですが、実際は凄く綺麗な黄色いお花です。「臘梅」は「蝋梅」、「ロウバイ」とも書きます。こんなにかわいいお花なのに漢字が「薔薇」並に難しい…。一旦「臘梅」の漢字の由来を知ることが出来れば多少は覚えやすくなるかもしれません。由来について、2つ紹介します。

①:旧暦(陰暦)の12月を表す「臘月(ろうげつ)」に花を咲かせることから、「臘月の梅」=「臘梅」になったとされるもの。ここからは真偽不明ですが、年末に行われる「臘(ろう)」という祭祀(神様への報告と感謝の儀式)を指すそうです。おそらく中国伝来の文化かと。後で紹介しますが、「臘梅」は中国が原産国です。

②花びらが「蝋(ろう)」の質感に似ているからとされています。ロウバイの花びらは、まるで「蜜蝋(みつろう)」で作った細工物のように、少し厚みがあって半透明な独特の光沢を持っており、その質感と、甘く漂う香りが「蝋(ろう)」を連想させるため、この字が当てられたと言われています。

 他にも多くの由来がある諸説ありの、いつもパターンでございます。個人的には、②の花弁の質感が蝋に似ているから説を推したいですね。実際に生で見て、蜜蝋のように透明感と微かな甘い香りが漂っていました。どっちも組み合わさっているパターンもあるかもですね。

 「臘梅」は、冬に咲くことから「冬」の季語として使用されます。「梅」よりも開花時期が早く、今回紹介させていただく「宝登山ロウバイ園」でも、「臘梅」の次は連続して、「梅」の見頃を迎えます。

ぼいど
ぼいど

ちなみに「臘梅」は「梅」の漢字が入っていますが、梅と同じ科では無く、「ロウバイ科」です。ちなみ「梅」は「バラ科」になります。何がなんだかわからなくなりますね…(笑)

「ロウバイ」ってどんな植物?

生物・学術としての「ロウバイ」

名  前:ロウバイ
漢字表記:蠟梅・蝋梅
分  類:クスノキ目・ロウバイ科・ロウバイ属
原産国 :中国
花  期:冬
花  色:黄色
花言葉 :「ゆかしさ」・「慈しみ」・「先導」・「先見」
特  徴:甘い香りがする黄色い花を多くつける。蝋梅の蝋(ロウ)

文学題材としての「ロウバイ」

 文学題材としてのロウバイについて、紹介します。特に文学世界では、芥川龍之介先生と夏目漱石先生が題材としたことが有名です。

臘梅  芥川龍之介 先生

 蝋梅や 雪うち透す 枝のたけ    題名:臘梅 大正十四年五月

 芥川龍之介先生の有名な俳句で、1925年に書かれています。芥川家は代々徳川家の奥坊主(茶室管理やお茶を含む接待を担当)を務めた幕臣であり、明治維新で没落した名家でした。没落に伴い売れるものを全部売り、最後に「臘梅」だけが家の庭に残りました。その「臘梅」が、代々受け継がれ芥川龍之介先生に引き継がれたとのことです。その「臘梅」に向けて文章を書き、結びの言葉が、上記の句になります。

懸物 (短編集:永日小品より) 夏目漱石 先生

 懸物(かけもの)は、亡くなった妻の三回忌のために、石碑を立ててやりたいと願う貧しい「大刀(だいとう)老人」が主人公。生活は苦しくお金がもないため、先祖代々受け継がれてきた「ロウバイの画が描かれた高価な掛け軸」を売り払う決心をする。亡き妻への愛情と、骨董品に執着する大刀老人の心情が描かれています。

ぼいど
ぼいど

どちらの文豪の作品でも、臘梅に関するものは先祖から受け継がれる、大事なものみたいです。偶然では有るかと思いますが、「臘梅」=「受け継がれた大事なもの」の図式が見えてきます🤔

「宝登山ロウバイ園」山歩レポ

 今回は、私は長瀞アルプスを堪能するため「秩父鉄道_野上駅」から、宝登山(ほどさん)まで登山しました。登山道が整備されているため、特に歩きにくい所も無く、快適登山することが出来ました。そのまま長瀞駅に向かって下山しました。その様子については、また別の記事にて。この記事では、「宝登山ロウバイ園」実際に歩かせて頂いた感想を皆様にお話できればと思います。

宝登山ロウバイ園について

入場料 :0円
標  高:497m (宝登山山頂付近)
樹木本数:約3,000本
開花時期:(ピーク:2月頃)
特  徴:長瀞アルプスにある宝登山の山頂付近にあるため、奥武蔵の山々を眺めることの出来る最高の眺望です。約15,000㎡の敷地に、約3,000本のロウバイが咲き乱れます。空の青とロウバイの黄色、山の植物の緑のコントラストを味わうことが出来ます。

宝登山山頂へ!宝登山ロープウェイとトイレ情報

 私は今回使用しませんでしたが、宝登山には「宝登山ロープウェイ」があります。宝登山の山麓から山頂付近までの全長832mを約5分で行き来できます。ゴンドラに揺られながら、見下ろす宝登山と秩父の町並みは、美しいと思いますので、今度は私も乗ってみようと思います!

 宝登山頂駅の看板です。山頂駅の標高は、453mにあります。宝登山頂駅の搭乗口を背にして、裏手側に、男女用に別れたトイレがあります。トイレ付近には、喫煙場なのか電子タバコを吸っている方がいらっしゃいました。

ぼいど
ぼいど

私は紙タバコも電子タバコも吸わないので、横目で眺めているだけでした…!

 「昭和の宝登山コーナー」なるものを、宝登山頂駅で発見しました!使用しなくなったもの…?を展示しているみたいですね。「ダイヤル式電話」は、博物館でしか見たこと無いので新鮮でした。「ハンドル指揮電話」は、ハンドル回すと磁石式の発電機で相手を呼び出すみたいです。「タブレットスイッチ」は、電車の運転席にあるような…?デザインだなと…。あまり存じ上げないので、月並みな感想しか無かったです。好きな人には、垂涎ものな気がします!!いつまでの展示なのか不明なので、早めに見に行くことをおすすめします!!

秩父の冬を温める、小さな黄色い灯火。ロウバイ園を山歩!

 宝登山ロープウェイ山頂駅を降りて少し進むと、そこにはロウバイ園が広がります!眼の前いっぱいに黄色い花が咲き乱れます!!2月頃には…!!!

ぼいど
ぼいど

まだ咲き乱れていない…これが2部咲き…
あっ!でも秩父の山並みは綺麗だなー!うん…寒かったのに…

 今回山歩した2026年1月24日(土)は、2部咲きとのことでした。5部咲きくらいかと思ったんですが、まだ早かったですね。それでも、ちらほら咲いているロウバイは、綺麗でした。ロウバイ園は、宝登山山頂まで広がっており、ロウバイ園の上の方では皆さん山を見ながらご飯を食べてらっしゃいました。ロウバイ園自体は、山にあるだけあって斜面にあるので、ヒール等では歩きにくいかと思います。スニーカーや運動靴が無難かなと。

 ロープでロウバイの近くまで行けなかったので、香りはあまり味わえませんでしたが、微かな良い香りがしていた気がします…。宝登山ロウバイ園は、来年はしっかりとロウバイの開花状況を見た上で行きたいと思います。ちなみに、宝登山ロウバイ園の開花状況は、こちらで情報発信していただいているので、ぜひご確認ください。

ロウバイ情報 | 長瀞町観光協会公式サイト

 また、宝登山は「梅百花園」もあり、こちらの見頃は2月上旬から3月下旬までとのことです。看板に書いてありました!早咲き(1月中旬開花)の「冬至梅」や、「寒紅梅」をはじめ、「月の三銘花」などの代表花、名花、珍品花が集められているそうです!

関東近郊の人気な「ロウバイ園」3選

 「宝登山ロウバイ園」の他にも、関東近郊で人気なロウバイ園についてご紹介します。私は、まだ行ったことが無いので、近いうちに行ってみたいです。

1
施設名 :松田山・寄ロウバイ園 (やどりぎろうばいえん)
入場料 :大人(16歳以上) 500円/1人 子ども無料 団体割引(20人以上)300円/1人
樹木本数:約20,000本
開花時期:1月中旬〜2月中旬頃
インスタ:yadorikiroubaimatsuri
見どころ:松田町寄に敷地面積約13,000㎡、約20000本を超える日本最大級のロウバイ園での圧巻の眺望!

2
施設名 :蝋梅の里
入場料 :大人_300円/人 高校生以下_無料
樹木本数:約4,000本
開花時期:1月〜3月頃(基本種・原種)
インスタ:kanuma_kankou
見どころ:日本初である「蝋梅の香水」が発売されており、香りを楽しめます。

3
施設名 :ろうばいの郷
入場料 :大人(13歳以上) 400円/1人 子ども無料 団体割引(20人以上)300円/1人
樹木本数:約12,000本
開花時期:12月下旬〜2月上旬頃
見どころ:丘陵地に遊歩道が整備され、周囲の山々を背景にロウバイの黄色と空の青のコントラストを楽しめます。

 以上となります。それぞれの「ロウバイ園」の人気の理由がわかりますね!どれもまだ2026年1月26日(月)現在は、開花時期なので今度の週末に観光もおすすめです!

あとがき

 今回初めて、花を見ることを目標に登山日程を決定しました。今の時期(冬)に見ることが出来る花を調べていき「臘梅」に辿り着きました。花期については、1月下旬からと書いてあったので大丈夫かと思ったのですが、さすがに少し早かった…。2部咲きだったので、全く見れていないわけでは無かったです。しかしながら、おそらく2月に入ってからが、見頃の時期になるんだろうなと感じております。花期も大事ですが、見頃を迎えたタイミングで行くことが最重要だと改めて感じました…。当たり前のことですけどね…(笑)この記事を、2月の上旬までに見て頂けているのであれば、私には見ることが出来なかった視界いっぱいの「臘梅」を堪能してください。

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