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日本最古の神社のひとつ、諏訪大社とは?
今回ご紹介させて頂く長野県に鎮座する「諏訪大社」は、日本最古の神社の一つとして知られ、信濃国一宮としても有名です。全国各地にある諏訪神社の総本社であり、四社から成る独特な構造を持つ神社です。ご利益や歴史的背景、見どころを詳しくご紹介します。
諏訪大社の歴史
諏訪大社の創建は古く、日本神話にも登場する「建御名方神(たけみなかたのかみ)」を祭神としています。建御名方神は、出雲の国譲り神話で知られる神で、敗れた後に諏訪の地へ逃れ、そこに根付いたと伝えられています。
諏訪信仰は古くから栄え、武士や庶民の間でも厚い信仰を集めてきました。また、戦国時代には武田信玄などの武将たちも崇敬し、戦勝祈願が行われたとも言われています。
四社からなる諏訪大社
諏訪大社は「上社」と「下社」に分かれ、それぞれ二社ずつ、計四社で構成されています。
① 上社本宮(かみしゃほんみや)
諏訪市にある諏訪大社の中心的な社。荘厳な雰囲気で、樹齢数百年の木々に囲まれた神聖な場所です。四社守は紅色でした。
② 上社前宮(かみしゃまえみや)
諏訪湖を見渡せる場所にあり、古代の祭祀跡が残る神秘的なスポットです。四社守は緑色でした。
③ 下社秋宮(しもしゃあきみや)
下諏訪町にあり、温泉地としても有名。社殿の造りが美しく、観光スポットとしても人気です。四社守は青色でした。
④ 下社春宮(しもしゃはるみや)
秋宮と並んで下社を形成し、静寂
に包まれた神聖な雰囲気が漂う場所です。四社守は桜色でした。
下の写真は、下社春宮の鳥居です!
諏訪大社のご利益
諏訪大社には、さまざまなご利益があるとされています。
- 勝負運向上:武士が崇拝した歴史から、勝負事に強くなるとされています。
- 五穀豊穣・商売繁盛:農業や商業の神としての信仰も厚いです。
- 縁結び・家内安全:家族の繁栄や良縁を願う参拝者も多く訪れます。
見どころ
① 御柱祭(おんばしらさい)
7年ごとに開催される御柱祭は、諏訪大社を代表する伝統行事です。高さ20メートルを超える巨木を山から運び出し、社殿の四隅に立てる勇壮な祭りで、多くの観光客が訪れます。その御柱祭が描かれたマンホールの写真です。
② 神秘的な御神渡り(おみわたり)
冬の寒い時期に、諏訪湖の氷が割れてせり上がる現象で、神様が渡った道とされています。その冬の諏訪湖を上から撮影した写真になります。
アクセス
【所在地】
長野県諏訪市・茅野市・下諏訪町
【アクセス】
- JR中央本線「上諏訪駅」からバス・タクシーで各社へアクセス可能
- 車でのアクセスも良好で、駐車場も完備
まとめ
諏訪大社は、歴史が深く、四社巡りができるユニークな神社です。ご利益も多岐にわたり、勝負運や商売繁盛を願う方におすすめです。訪れる際は、ぜひ御柱祭や御神渡りといった神秘的な現象もチェックしてみてください!
後は、信州名物の料理も沢山あるのでお楽しみ!私はちなみに、ツルヤのドライフルーツが美味しかったです!
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